一時期「倍返しだ!」が決め台詞のテレビドラマが話題になりましたが、パートナーの浮気が発覚した際にも、「倍返しだ!」と仕返しを検討する人もいるかもしれません。
とはいえ、浮気の仕返しは、やり方を間違えると犯罪行為となってしまい、むしろ自身の立場が悪化することが考えられます。ここでは、浮気の「合法的な」仕返しについて解説していきます。
浮気の仕返しが違法となる例
浮気の仕返しとしてまず思い浮かぶのは、SNSや匿名掲示板などへの実名や顔写真などの公開があるかもしれません。
実際にリベンジポルノなどで行っている例もありますが、これらは完全に名誉毀損として訴えられる案件となります。刑事事件として扱われますと、3年以下の懲役もしくは禁錮、または50万円以下の罰金が科される可能性があります。絶対にやらないようにしてください。
浮気の合法的な仕返しは慰謝料請求
浮気の合法的な仕返しには、浮気相手への慰謝料請求が最も効果的な方法です。浮気相手が特定できるようなら、直接会って話し合いをする方法や、内容証明郵便を送る方法があります。
ただし、浮気の証拠が確実なものでないと、慰謝料請求が認められないケースもあります。SNSやメールでのやり取りや、浮気相手とのツーショット写真や映像だけでは、不貞行為としての証拠としては不十分なためです。ラブホテルの領収書なども同様です。
そのため、浮気の仕返しを目的とした確たる証拠を掴むためには、プロの探偵の力を借りることも重要なポイントとなります。