パートナーの浮気や不倫が原因で離婚をする夫婦が存在します。離婚をした際に慰謝料をもらうための条件として、不貞行為の証拠があります。ここでは不貞行為の証拠となるための条件について解説していきます。
不貞行為と認められる条件
不貞行為として認められる条件には次のようなものがあります。
1.浮気相手と40分以上のホテル滞在
浮気相手と40分以上のホテル滞在というのは、仮に5分や10分では、セックスが成立する時間としてはあまりにも短く、浮気の証明としては弱すぎるためです。当然個人差はありますが、概ね40分から1時間程度滞在していることが証明できれば、不貞行為として認められるようです。
2.同じ浮気相手と3回以上の肉体関係
「たとえ1回だけでも浮気は浮気よ!」と怒る気持ちは理解されるでしょうけど、不貞行為として認められるためには、最低でも、同じ相手と3回以上継続した肉体関係があることが条件となっています。
3.浮気相手の家に5回以上の来訪
浮気相手の家に5回以上継続した来訪および、1時間以上の滞在がある場合、不貞行為の証拠となります。仕事の打ち合わせというケースもあることから、すべてが当てはまるとも限らないため細心の注意が必要です。
不貞行為とは認められない証拠
不貞行為として認められない証拠には、浮気相手とのLINEなどのSNSのやり取りや、メールやチャットのやり取りの画面があります。これらは浮気を追求するための理由やきっかけにはなりますが、あくまでも補足的な証拠としての扱いとなるためです。不貞行為の確たる証拠を集めるためには、探偵に依頼することが一番の近道となります。